カラコンを付けている時に、目が乾いたり、目がゴロゴロしたりすることがあるでしょう。
その場合、目薬を差して目に潤いを与えますが、カラコンを使っている時に目薬をしてもよいのでしょうか?
ここではカラコン時の目薬についてまとめてみましょう。
全ての目薬がカラコンに使えるわけではない
ドラッグストアにはたくさんの目薬が売っていますが、カラコン装着時に使える目薬は決まっています。
目薬のパッケージにはカラコンOKや全てのコンタクトレンズに使用OKなどの記載がしてあります。
カラコンでも使えると書いてある目薬を選ぶようにしましょう。
カラコンでもOKと書かれている目薬は、カラーコンタクトレンズへの適合性試験をしっかりと実施しています。
専門機関に依頼して、カラコンを目薬に一定時間浸漬した後、レンズの形状、外観、色調、かたさ、もろさ、ベースカーブ、透過率、含水率などの状態を測定して、カラコン着用時でも安心して使用できることを検証しているので安心です。
カラコン装着時の正しい目薬のさし方とは?
カラコン装着時の目薬のさし方として、ノズルを直接目に触れさせて、量を調節しながら目薬をさす人が多いです。
しかしこの目薬の使い方は間違っています。
目薬の先端が瞼やまつ毛、カラコン、眼球などに触れると、目やにやほこりをノズルがすいこんでしまい、雑菌が増殖してしまいます。
正しい目薬の使い方をしなければ、目に大きな負担となってしまうのです。
カラコン装着時に目薬をさす時には、まずは手を洗って清潔な状態にしましょう。
片手で目を持ち、まつげやまぶたに触れないように点眼していきます。
目薬をした後には、目を閉じておきましょう。
目薬をさして、すぐにまばたきをすると涙点から目薬が流れ出てしまうので気を付けましょう。
目の乾燥やゴロゴロが目薬をさしても解消されない場合には、早めに病院を受診することをおすすめします。